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第4回アフリカ開発会議のプレイベントにJICEが業務支援

アフリカ 複合(事業)
5月28日から30日の3日間、横浜のパシフィコ横浜を会場として第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)が開催されました。JICEはそのプレイベントとして開催された3つのイベントとボランティアスタッフ(横浜市民)への協力を行いました。

  1. afurika01.jpgアフリカの企業育成とマイクロファイナンス(5/27、主催:JBIC)
    このシンポジウムでは、会場の設営状況の確認、来場者の受付・誘導、JBIC及びパネリストとの打ち合わせ、海外からのパネリストの接遇などを行いました。特に会場スタッフやクライアントとの事前打ち合わせを細かく行い、イベントにつきもののハプニングはあったものの、予定時間を30分ほどオーバーして、無事に終了しました。
  2. アフリカの開発とアジアの成長経験(5/27、主催:JICA)
    JICEには海外の著名な研究者や国際機関代表者を迎えたセミナー実施業務を行ってきた実績があることから、初めてのことや未経験のプロトコールもありましたが、柔軟に対応し、役割を果たすことができました。
  3. アフリカ稲作振興イニシアティブ(5/29、主催:NEPAD、AGRA、FASID、JICA)
    このシンポジウムでは、JICE研修監理員2名が同時通訳を行いました。
  4. afurika02.jpgインフォメーションデスクのボランティアスタッフへのアフリカ理解講座
    (5/10、14、主催:財団法人横浜観光コンベンション・ビューロー)
     TICAD IVの開催に伴い、横浜市内にはインフォメーションデスクが設置されました。このデスクにて対応に当たる市民ボランティア約100名に対し、アフリカ理解のための講座が開催され、JICE研修監理員2名が講師を務めました。まず、調査団通訳業務でアフリカへの渡航経験が豊富な研修監理員が、「どのような質問が想定されるのか」、「アフリカ人の人柄について」等、自身がアフリカ人をもてなした経験やもてなされた経験を基に講義しました。一方、別の研修監理員がアフリカ人にはイスラム教徒が多いということに触れ、ハラルフード(イスラム教で食べることが許される食品。イスラムの流儀に従って処理された食品)の店の所在やモスクの場所等の紹介も含めJICA研修員との興味深いエピソードを紹介しました。また、アフリカ人は誇りの高い民族ですが、世界からは最貧国として扱われていることに対しジレンマを感じている部分もあり、配慮も必要との話もしました。