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ブラジル政府から表彰状をいただきました

中南米 多文化共生

 2010730日、ブラジル政府主催による「ブラジル人の日本在住20周年」を記念したセミナーが行なわれ、JICEの日系人支援の取り組みが表彰されました。

 開会式には、ルイス・アウグスト・デ・カストロ・ネーベス駐日ブラジル大使をはじめ、カルロス・ルピ労働雇用大臣、カルロス・ガバス社会保障大臣、ヴィニシウス・デ・カルバーリョ連邦下院議員、外務省在外ブラジル人コミュニティ局長エドゥアルド・ヒカルド・グラジローニ・ネット大使が参加し、日本からは、細川律夫厚生労働副大臣、藤村修外務副大臣が出席されました。

 JICEの主な日系人支援の取り組みとして、厚生労働省から受託し、実施している「日系人就労準備研修」事業があり、外国人集住都市を中心とした地域にて行っています。今年度は、18県において5,000人を対象として実施する予定であり、7月末時点では14県において125コースを開講し、1,620人が受講しています。

 JICEは、これまで開発途上国の人づくり協力で培ってきた知見を活かして、日本の多文化共生のまちづくりを推進するために努力していきます。

 

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セミナーの様子

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いただいた表彰状はポルトガル語で記載されています。和訳は以下の通りです

JICE 殿

御社は、日本におけるブラジル・コミュニティ支援のために貢献されましたので、

その功績をたたえ、ここに表彰いたします。

2010年8月、日本

ブラジル連邦共和国政府

ルイス・アウグスト・デ・カストロ・ネーベス  エドワルド・リカルド・グラディローネ・ネート

駐日ブラジル大使                 ブラジル外務省在外ブラジル人コミュニティ局長

JICEの多文化共生事業への取り組みは、 を参照下さい。

※日系人就労準備研修の開講コースは、 を参照下さい。