桜美林大学の学生の皆さんが交流プログラム作りにトライ!
アジア
国際交流
複合(事業)
12月13日、JICEは桜美林大学で講義の一コマを担当させていただきました。
同大リベラルアーツ学群、ビジネスマネジメント学群の学生40数名を対象として、JICEの組織紹介や東アジア青少年代交流計画(JENESYS)の事業説明を行いました。JICEの行なっている事業をより実感を持って学生さんたちに理解してもらうため、JENESYS事業の説明では交流プログラムを実際に計画してもらうグループワークを取り入れました。
グループに分かれて、ブルネイやミャンマー等4カ国からの青年グループを日本に招へいするという仮想の交流プログラム作りにチャレンジしてもらいました。観光ツアーではもちろんありませんので、具体的な訪問先と交流内容の検討とともに、プログラム全体のポリシーやアピールポイント等も明確にしなくてはならず、普段取り組む機会のない内容に学生さんたちも、最初は戸惑いを隠せない様子でした。ただグループでの議論が進むにつれ様々な意見が出るようになり、最後の発表では、平和や農業の問題をともに考えたり、日本の町工場の技術を見せたい等の具体的なテーマと訪問先が提案されました。「私たちと”違う”ということをおもしろく楽しい体験にするって難しいことだけど、こうした体験を経て私たちは世界の人々と繋がれるのだと感じました」という感想を寄せてくれた学生さんはインドを担当。それぞれが相手の国や文化を真剣に考え、来日する青年たちを想像し、同時に自分たちの母国を見つめ直すきっかけになったようです。