JICEの東日本大震災地震被害への支援について
去る3月11日に発生した東日本大震災で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
JICEでも、小さな力を結集して復興支援に取り組んでおります。
●東北地方を応援します
JICEの東北支所(仙台市)は大きな揺れに見舞われましたが、業務継続に支障となるような事務所および機器の損傷等の被害はありませんでした。
おかげさまでスタッフに怪我はなく、東北6県在住の研修監理員も全員無事が確認できました。
今は、通常業務と並行してお世話になった東北の関係機関からの情報収集に努めています。
また、岩沼市災害ボランティアセンターへのスタッフ派遣など、近隣の自治体を支援しています。
●Tシャツを送りました
JICEで作成したJICE Tシャツを、特定非営利活動法人 日本ユニバーサルデザイン研究機構 日本ユニバ震災対策チームを通じて、1,411枚を被災地に贈りました。
●外国人を支援します
登録している全国の研修監理員に、被災した外国の方々を支援するためのボランティアを募りました。今後、各地での翻訳や通訳の支援に取り組みます。
●東北地方太平洋沖地震多言語支援センターへの協力
地震直後に、関西支所の研修監理員やスタッフから、何か支援ができないだろうかという声があがりました。
そこへ、滋賀県大津市の全国市町村国際文化研修所(JIAM)内に、全国の多文化共生に関わる自治体や国際交流協会の方々で組織する団体を核にして、東北地方太平洋沖地震多言語支援センターが立ち上がるという情報が入りました。
関西支所の研修監理員は、3月14日からJIAMに交代で通って、英語、中国語、スペイン語で、『多言語ホットライン』の活動をボランティア支援しています。
3月末までに、26名の研修監理員が協力して、延べ55人日活動しました。
また、本部の研修監理員も、直後の週末に、緊急情報のホームページ掲載にあたり、タイ語やベトナム語への翻訳支援をしました。
●スタッフのボランティア休暇制度
職員等がボランティア活動をするときのために、ボランティア休暇制度を整備しました。
今後も、できる限りの支援活動を続けていきます。