中国江蘇省と北海道の未来(あした)
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中国江蘇省人民対外友好協会副秘書長 周衛東氏はじめ、劉亦揚氏、呉玲氏ら代表団3名が、9月27日(火)から29日(木)まで北海道(札幌・江別)を訪問し、28日は、終日各方面の訪問及び中国との関係においてキーパーソンとなる方々との意見交換を精力的に実施しました。
次に、スポーツ障害・リハビリテーション治療に特色があり、整形外科で著名な朋仁会整形外科北新病院で、MRI等最新の医療機器を使用している院内を見学しました。
最後に、札幌東徳州会病院が経営する介護老人施設、"老人保健施設徳州苑"を視察しました。老人介護施設においては、近い将来日本と同様、高齢化社会を迎えようとする緊急の課題・危惧から、介護士の養成、当該施設の管理、経営面等について、非常に熱心且つ、鋭い質問をしていた姿が印象的でした。
北海道民を代表してのおもてなしでしたが、その"熱い心意気"は代表団一行に届いたものと確信しております。

町村農場の町村均社長(左)と周副秘書長(中央)
先ず、1917年創業歴史ある町村牧場を訪問し、牛乳生産ライン、循環型農業を目指すバイオガスプラントを見学しました。次に、スポーツ障害・リハビリテーション治療に特色があり、整形外科で著名な朋仁会整形外科北新病院で、MRI等最新の医療機器を使用している院内を見学しました。
最後に、札幌東徳州会病院が経営する介護老人施設、"老人保健施設徳州苑"を視察しました。老人介護施設においては、近い将来日本と同様、高齢化社会を迎えようとする緊急の課題・危惧から、介護士の養成、当該施設の管理、経営面等について、非常に熱心且つ、鋭い質問をしていた姿が印象的でした。

朋仁会整形外科北新病院の廣田 誼理事長と周氏(写真右側中央)
一方、視察のみならず昼食会においては、中国に対しての造詣が深い、北洋銀行会長・札幌商工会議所会頭 高向巌氏、現在江蘇省塩城中学校と同大学附属中学校の交流を推し進めている、北海道教育大学学長 本間謙二氏、副学長佐藤吉文氏と、今後如何に北海道と江蘇省の人的交流を繋げていくかについて、意見を交わしました。
JICA札幌およびJICE北海道支所を訪問
(左からJICE新田絢香、劉氏、呉氏、周副秘書長、
JICA札幌 外川徹所長、JICE山野幸子専務理事、仮谷宣昭北海道支所長)
これまでJICEに対して多大なご支援をいただき、江蘇省とJICEの友好関係にご尽力くださった許金平中日友好協会副会長が、9月から駐札幌総領事で赴任されました。夕食会では、江蘇省訪問団を歓迎して許金平総領事、隋萍夫人(領事)、蒋春雷領事が出席されました。さらに北海道日中友好協会会長 青木雅典氏、当センター評議員で、前札幌市副市長・札幌国際プラザ副理事長 中田博幸氏、製菓会社きのとや社長 長沼昭夫氏他、北海道と中国を繋ぐキーパーソンの方々と一堂に集い親交を深めるとともに、中日双方関連企業間の提携、経済交流などに関して意見交換ができ、大変有意義でありました。(左からJICE新田絢香、劉氏、呉氏、周副秘書長、
JICA札幌 外川徹所長、JICE山野幸子専務理事、仮谷宣昭北海道支所長)

夕食懇談会にて許金平総領事のご挨拶
江蘇省は、総人口7600万人、広東省に次ぐ全国第二位の省内生産を誇る、活気溢れる省です。これまでは姉妹都市を通じた大阪府、石川県、愛知県等との交流が深かったのですが、これを機会に、将来江蘇省と北海道の関係が、青年交流或いは北海道の幅広いポテンシャルを生かした、農業、教育、中小企業、医療、介護・福祉分野等の研修におきまして、今後幅広く展開されることが期待されます。北海道民を代表してのおもてなしでしたが、その"熱い心意気"は代表団一行に届いたものと確信しております。
北海道支所長 仮谷宣昭 記