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香港生産力促進局 香港食品業界能力向上訪日視察

アジア 国際研修
香港特別行政府創新科技署傘下の独立行政法人香港生産力促進局(Hong Kong Productivity Council : 以下HKPC)は香港産業育成事業を推進しています。 このたびHKPC主催により、香港食品業界の管理職クラス34名が2013年3月4日-8日までの5日間訪日(うち、6日・7日の2日間の日程をJICEにてアレンジ)し、食品業界能力向上に関する視察を行いました。

一行は幕張メッセで開催された「FOODEX JAPAN 2013 国際食品・飲料展」の見学をはじめとする日本の食品行政機関や外食・食品関連企業、食品設備メーカー等の訪問を通じて、食品保存、流通管理、品質管理、食品加工等に関する日本の知見を学び、日本の関連業界とのネットワークを構築するという目標達成に向け集中的な日程をこなしました(JICEがアレンジした視察等の概要は以下のとおりです)。

独立行政法人農林水産消費安全技術センター(Food and Agricultural Materials Inspection Center:FAMIC)では、日本国内の食の安全を守るための取り組みと活動を学び、「残留農薬の検査」や「農産物の産地判別」に関する試験施設を見学しました。

大手スーパーチェーンを展開するイオングループでは、関東地域のイオン店舗で販売される食品の製造・加工・流通を集中して扱うイオンフードサプライ株式会社の南関東センターを訪問し、従業員と同じ衛生装備を身につけて食品加工場を視察しました。

わたみ株式会社では集中仕込センター(カミサリー)の管理・衛生・コストに関するマネジメント及び介護サービス・宅配サービス等の多角経営に関する講義を受けると共に、創業者の理念についても学びました。

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【森永エンジニアリング株式会社】

最終訪問先の森永エンジニアリング株式会社では、微酸性次亜塩素酸水製造ユニットに関する説明及び電解水と水道水の比較実験を通じて体験型視察を楽しみながら行いました。参加者は、一般細菌だけでなく芽胞にも効果があるという電解水の高い機能に大変驚き、熱心に耳を傾けました。また、電解水と水道水のかぎ分け体験において、一回で正解を得ることができなかった参会者は、納得のいくまで積極的に再挑戦を行うほど興味を示していました。

ビジネスランチにはゲストとして財団法人食の安全・安心財団、社団法人日本惣菜協会、及び三菱商事株式会社の関係者を迎えました。団員が2つのグループに分かれ、“食の安全・安心と日本の現状”及び“中食産業からみる「これからの東アジア外食産業の中食化とそのポイント」”の各テーマに関するゲストスピーチの後、意見交換を行いました。香港では日本からの農産品輸入額が第一位ということもあり、本訪日視察を契機に双方向の交流が更に活発に行われることを祈念してやみません。

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【ビジネスランチ:於霞山会館】

最後に、本視察にご協力いただいた関係機関の各位に対し、心より感謝申し上げます。

以上

中国室室長 大岡夕伽子
国際研修課 里吉のり子