タイ王国社会開発・人間安全保障省の北海道訪問
アジア
国際研修
タイ王国社会開発・人間安全保障省及びその地方局の職員16名が2013年2月に来日し、2月12日に北海道札幌市にて子ども育成支援や若者自立支援に関連する公的機関や施設を訪問しました。
社会開発・人間安全保障省はタイの社会福祉に関わる業務を担当する省庁で、女性や児童、青少年、社会的弱者の支援を行っています。同省内の福祉振興及び社会的弱者の保護・自立庁は以前から、青少年交流事業の窓口として当センターと一緒に事業を実施してきました。
今回は同省より、子どものための施設や子育て支援の取り組み、タイではあまり充実していない若者支援対策などを視察したいという依頼を受けて、地域における子育て支援の充実と困難を有する子ども・若者への支援等を行っている札幌市子ども未来局にて、子ども未来局の設置目的、理念及び重点施策、児童会館の現状や仕組みについて講義を受けた後、札幌市若者支援総合センター及び札幌市円山児童会館を訪問し、実際に支援が行われている現場を視察しました。
施策の評価はどのように行っているか、といった行政の視点から見た質問や、社会復帰が必要な若者のサポートをどのように行っているか、児童館での児童の安全対策はどのように行っているのか、等、タイとの国の事情の違いから生まれる疑問点が挙げられ、活発な意見交換がなされました。
訪問団の団長であるVichien Chavalit事務次官は、「青少年や子どもを取り巻く問題はタイと日本では多少異なるが、今回の札幌訪問の経験を生かし、タイの福祉サービスをより充実させたい」と意欲を語ってくれました。
今後も青少年交流や研修を通して、タイとの交流が益々活発になることを期待しています。
社会開発・人間安全保障省はタイの社会福祉に関わる業務を担当する省庁で、女性や児童、青少年、社会的弱者の支援を行っています。同省内の福祉振興及び社会的弱者の保護・自立庁は以前から、青少年交流事業の窓口として当センターと一緒に事業を実施してきました。
今回は同省より、子どものための施設や子育て支援の取り組み、タイではあまり充実していない若者支援対策などを視察したいという依頼を受けて、地域における子育て支援の充実と困難を有する子ども・若者への支援等を行っている札幌市子ども未来局にて、子ども未来局の設置目的、理念及び重点施策、児童会館の現状や仕組みについて講義を受けた後、札幌市若者支援総合センター及び札幌市円山児童会館を訪問し、実際に支援が行われている現場を視察しました。
施策の評価はどのように行っているか、といった行政の視点から見た質問や、社会復帰が必要な若者のサポートをどのように行っているか、児童館での児童の安全対策はどのように行っているのか、等、タイとの国の事情の違いから生まれる疑問点が挙げられ、活発な意見交換がなされました。
訪問団の団長であるVichien Chavalit事務次官は、「青少年や子どもを取り巻く問題はタイと日本では多少異なるが、今回の札幌訪問の経験を生かし、タイの福祉サービスをより充実させたい」と意欲を語ってくれました。
今後も青少年交流や研修を通して、タイとの交流が益々活発になることを期待しています。
【札幌市子ども未来局子ども育成部 金田瑞枝部長より歓迎の挨拶】 | 【講義に熱心に耳を傾ける】 |
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【井崎光男館長(左)から施設の説明を受ける】 | 【若者支援について活発な意見交換】 |
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【笹川晃宏館長(中央)より児童の安全を守る取り組みを学ぶ】 | 【来館している児童の様子を見学】 |
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北海道支所長 飯塚 友佳里