事業ニュース

地域の中学生に向けたプログラムの実施(北海道支所)

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北海道支所では地域の中学生に向けたプログラムを実施しましたので紹介します。

〜さっぽろまなびのサポート事業での異文化体験プログラム〜(計5回)

2013年2月から3月にかけて、札幌市内の児童会館5箇所にて、市内中学生が異文化に触れるプログラムを実施しました。
第1回目は、諸外国で撮影した写真を使ったフォトランゲージ型ゲームを行い、様々な国の文化や人々の暮らし、世界で起こっている問題等について考えてもらいました。
他4回は、インドネシア人留学生をゲストに迎え、国の紹介や、インドネシアのお菓子や辛いソースの試食、民族衣装の試着、そして楽器の演奏体験等、実際にインドネシアを肌で感じてもらいました。
参加した中学生は、見たことのない写真やグッズに驚きながらも、おいしいお菓子やきらびやかな衣装に興奮し、楽器「アンクルン」(竹でできた楽器。楽器によって一音ずつ異なり、ハンドベルのように何人かで鳴らして音階を形成する)を使い、皆で「きらきら星」を演奏できた時は大いに盛り上がりました。異文化の楽しさ、そして日本にいる留学生等の外国人について知ってもらう良い機会となりました。

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【各国の工芸品を間近で観察】 【インドネシア人留学生による国紹介】 【伝統衣装を着てみる】



〜中学校職場訪問学習における職業インタビュー対応〜

北海道教育大学附属札幌中学校の生徒4名が2013年3月7日に北海道支所を訪問し、当センターのコーディネーター業務(スペイン語通訳)と事務局業務について紹介しました。
今回の訪問の目的は、職場インタビューを通して興味のある分野の仕事や働くことへの理解を得ることです。 どの生徒も国際交流や外国語に興味があり、「なぜ国際交流を行う必要があるのか?」や、「仕事の中で感動したこと、自身が変わったことは?」など、次々に質問が投げかけられました。
今回のプログラムが、日頃の業務を通して得られるやりがいや、外国人とのコミュニケーションの楽しさが少しでも伝わり、中学生が将来の進路を考える上での契機となることを期待しています。

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【熱心にスタッフの話を聞く中学生の皆さん】 【JICEを訪問した中学生の皆さん】


北海道支所 新田 絢香