JICEの国際交流とは

参加者の声

【インタビュー】カケハシ・プロジェクトに参加したカナダのロザベラ・アセロさんにメールでインタビューを行いました。

KAKEHASHI
国内プログラム

ロザベラ・アセロさんは2018年度のカケハシ・プロジェクトに参加し、日本を訪問しました。今年大学を卒業後、JETプログラムに応募し、日本で先生として働くことを目標としています。

―カケハシ・プロジェクトへ参加した理由は何ですか? 

日本と日本文化を学ぶことにたいへん興味があります。私が持っている日本とカナダの知識を、両国を結ぶカケハシとして活用したいと考えていました。

―カケハシ・プロジェクトで一番印象に残っていることは何ですか?JICEの企画したプログラムで良かった点を具体的に教えてください。また、改善点があれば具体的に教えてください。 

カケハシ・プロジェクトの内容の多面性がとても良かったです。日本を様々な観点から見ることができました。例えば、講義からは日本の政治を、パナソニックミュージアムでは日本の産業を、彦根城では日本の歴史を知ることができました。それにホームステイでは日本人の日常生活を体験することができました。

カケハシ・プロジェクトで視察した浅草にて
カケハシ・プロジェクトで視察した浅草にて

―プログラムに参加して、日本のどのような点が魅力的だと感じましたか?日本について何が新しい発見がありましたか?

日本で複数の県に行けたことが良かったです。日本の様々な地方を見ることができました。訪問した滋賀県では、忍者とその歴史について多く学びました。 

―JICEスタッフやコーディネーターのサポートはどうでしたか?スタッフ・コーディネーターのサポートで良かったことがあれば具体的に教えてください。また改善点があれば教えてください。

JICEのサポートは本当に素晴らしかったです。JICEコーディネーターの今里 芳子さんはたいへん良いガイドであり、サポートも万全、知識も豊富で、よく助けてくれました。今里さんのリーダーシップと導きのおかげで、私たちサイモン・フレイザー大学のグループBはより思い出深い経験ができました。

カケハシ・プロジェクトで視察したパナソニック株式会社にて

―プログラム参加後のキャリアについて教えてください。カケハシ・プロジェクトへの参加が進路の決定に影響を及ぼしましたか?

今年大学を卒業したあと、JETプログラム(主催:一般財団法人自治体国際化協会)に応募する予定です。カケハシ・プロジェクトが、私の進路決定に影響を及ぼしたのは間違いありません。なぜなら、カケハシ・プロジェクトに参加したおかげで日本の多様な側面を見ることができ、ますます日本文化を愛するようになったからです。

―日本と自国の架け橋となるために、将来どのような計画を考えていますか?

今年大学を卒業したら、日本で先生として働きたいと思っています。JETプログラムに応募して、日本で先生として暮らすという希望を叶えるつもりです。JETプログラムが終わったら、自分のYouTubeチャンネルにその経験をアップロードします。そして、カケハシ・プロジェクトでの経験も広め続けていきたいと思います。

―これからJICE国際交流プログラムに参加する人や、日本での留学/就職を希望する人たちへアドバイスをお願いします。

日本での留学や就職を考えている皆さん、カケハシ・プロジェクトは日本と日本文化に触れる最初の手段として最適なプログラムです。私はJICEの皆さんのおかげで本当に素晴らしい経験をしました。ぜひおすすめしたいです。皆さんへ一つアドバイスをするならば、日本人とのコネクションを作って、日本の組織や交流プログラムに申し込むこと、そうすれば日本の人たち、日本の言語、日本の文化をもっとよく理解できるでしょう。

カケハシ・プロジェクトで視察した国会議事堂にて

問い合わせ先

JICE 国際交流部 青少年交流課

03-6838-2730