国内プログラム
国内プログラム(招へい)は全国各地で約10日間の日程で実施します。海外からの参加者は、日本が誇る最先端技術や歴史・伝統文化、サブカルチャーまでさまざまな側面から日本を知り、理解を深めていきます。
また、学校交流やホームステイ・文化体験、同業同世代の人々との意見交換や地域イベントにより日本を身近に感じ、友情と信頼を育みます。
訪日団スケジュール例(10日間)
1日目 各国出発
2日目 成田空港着/オリエンテーション
日本到着後のオリエンテーションでは、プログラムの目標を明確に認識し、傷病・災害などの緊急時の対応について理解します。



3日目 日本概要講義/都内視察
- 日本概要講義
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基調講演を受講し、日本の政治・経済・社会・歴史について理解します。
- 都内視察
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首都・東京において、日本の伝統文化や歴史的建造物、アニメやファッションなどのポップカルチャー、最先端技術を体験します。
4日目 都内→地方へ移動/地方自治体表敬訪問
母国の代表としての自覚を持って地方自治体を表敬訪問し、自治体の行政機能や市民生活の基盤について学びます。



5日目 地域産業視察・環境学習・歴史・伝統文化体験
- 地域産業視察
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地域の気候・立地・歴史を活かした産業を視察します。
- 環境学習
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日本の美しい自然を保護する環境技術を体感します。
- 歴史・伝統文化体験
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各地域に古くから伝わる歴史やユニークな文化について、その意味や精神、保存や伝承の取り組みについて学びます。
6日目 学校交流
授業や部活動等を体験します。同世代の学生との交流を通じて、将来に続く友情を育みます。



7日目 ホームステイ
日本の一般家庭で生活を体験することで、日本と日本人についての理解を深めます。家族の一員としてホストファミリーと寝食を共にし、末永い信頼関係と絆を築きます。



8日目 ワークショップ
日本滞在中の各自の「気づき」を共有し、帰国後の活動計画(アクションプラン)を作成します。



9日目 都内へ移動/成果報告会
東京に戻り、訪日の成果と帰国後の活動計画について報告・発表します。



10日目 帰国
国内プログラムの真の成果は訪日団の帰国後、長い年月をかけて彼らの成長とともに発現します。帰国後も「アクションプラン」を基に自発的な活動を続け、日本と自国をつなぐ懸け橋になることが期待されます。JICEもそのためのさまざまなフォローアップをしていきます。
参加者の声

今回の訪日は言葉で説明できないほど感動しました。すべてがあっという間に過ぎ去りました。北海道の気候はとても寒かったですが、人々の温かさに触れることができました。書道を教えてくれた日本人学生はとてもフレンドリーで、一緒にいる時間も少なく、言葉の壁もありましたが、私たちの友情は心にずっと残っています。初めての場所、異なる文化、みんなの笑顔、このプログラムで経験したすべてのことがよき思い出になりました。
(JENESYS 2017年11月来日 タイ/学生)