JICEの国際交流とは

海外プログラム

概要

海外プログラム(派遣)は日本全国の高校生・大学生・若手社会人を約9日間の日程で海外へ派遣します。訪問国では、日本が誇る最先端技術や伝統文化・自然・地域産業・ポップカルチャーなどを発信して、訪問国の人々の日本への関心を高めます。
また、訪問国と日本との関わりについて学び、若い感性で訪問国の経済・社会状況や生活を見分しながら多くのものを感じ、吸収し、国境を超え共に未来を創る友人を見つけ、将来のグローバル人材に成長することが期待されます。

海外派遣団スケジュール例
(9日間)

派遣前
海外プログラム説明会
プログラムの目的と安全管理を学校関係者や生徒、保護者に対して行います。
1日目
出発前オリエンテーション・
出国
現地でのプログラムをより充実したものにするため、目的や安全に過ごすための注意事項等を再確認します。
2日目
日本国大使館表敬・
訪問国政府省庁表敬
両国の関係性と訪問国への理解を深めることで、日本の存在感や強み、魅力を発信する準備へとつなげます。
3日目
文化交流・市内視察
現地の活気あふれる市内を観察し、その国の文化、風習、宗教を肌で感じ取り、実体験により異文化理解を深めます。
4日目
学校交流
同世代の若者が通う学校等を訪問し、互いの国や文化を紹介し合います。交流を通して、国境を超えた友情を築きます。
5日目
ホームステイ・
ホームビジット
訪問国の一般家庭に滞在し、彼らの暮らしぶりを体験して関係を深めるとともに、地域の人々が日本に関心を持つきっかけを作ります。文化の違いに最初は戸惑いながらも、ホストファミリーに囲まれ、言葉の壁を超えて交流し、絆を深めます。
6日目
NPO / ODAサイト・
日系企業視察
日本が訪問国で展開する事業の現場を視察し、国際社会における日本の役割と貢献を認識します。また、現地で活躍する日系企業の現況を理解し、グローバルエコノミーを実感します。
7日目
ワークショップ
プログラムを通じて得た「気づき」を共有し、帰国後の活動計画(アクションプラン)を作成します。
8日目
成果報告会
ワークショップでまとめたアクションプランを、日本国大使館や訪問国政府省庁、訪問した学校や企業関係者の前で報告・発表します。
9日目
帰国
帰国後、アクションプランをどのように実行するかとともに、このプログラムで得た経験を活かし、グローバルな人材として、将来に向け成長していくことが期待されます。

参加者の声

もっとも印象に残ったことは、日本では流行していない日本のものが海外で人気だったことです。学校交流をするまでは、調べてきた日本の文化や伝統、学校などについて紹介したいと考えていました。けれど交流を通して、自分たちが一方的に紹介するだけでは不十分なのかもしれないと思いました。
私たちが伝え、相手が反応し、さらに求められる情報を相手にわかりやすいように伝える。そして相手も自国のよさを伝える。こうしたまさにカケハシのような両方からのコミュニケーションこそが相互理解につながると実感しました。相手とのコミュニケーションを大切にして、これからも日本の魅力を発信していきたいです。

日本や世界で活躍する過去参加者のインタビューをFacebook・Instagramアカウントで公開中です。

KAKEHASHI 2018年1月アメリカへの派遣 高校生

問い合わせ先

JICE 国際交流部 青少年交流課

03-6838-2730