プログラム概要

対日理解促進交流プログラム「JENESYS2018」の一環として,SAARC8か国より高校生,大学生,及び,引率者87名が2018年12月10日~12月18日の日程で来日し,「農業」をテーマとしたプログラムに参加しました。

一行は,「農業」をテーマに,都内及び地方におけるテーマ関連講義の聴講,関連施設の視察,文化体験,ホームステイ,ワークショップを行いました。農林水産省による日本の農業の現状に関する講義では,自国の農業と比較した問いかけや農業に携わる人口の減少について質問が挙がるなど,よい導入となりました。その後,A・Bグループは長野県を訪問し,白馬村村役場への表敬訪問,学校交流を行いました。また,大町を訪問し資源ごみ分別場などを視察しました。地元の農産物から作られる多様な製品を見て,講義に出てきた第6次産業という言葉の意味を実感した訪日団もいました。Cグループは,福島県を訪問し,福島県天栄村への表敬訪問,道の駅の視察,学校交流などを通じて,地域の農業への取り組みを実体験しました。天栄村では放射線量検査に高い関心が寄せられ,温室で育った野菜も検査対象になるかなど質問が相次ぎました。Dグループは,熊本県を訪れ,熊本県庁への表敬訪問,熊本県果樹研究所の視察,学校交流などを行いました。熊本県果樹研究所では,研究所が改良した新種で非売品のミカンを試食する機会に恵まれ,またほぼ全ての質問にデータを含めた回答をいただき,訪日団は大変喜んでいました。

また,日本人との交流を通して日本についての理解を深め,各々の関心事項や体験についてSNSを通じて対外発信を行いました。帰国前の報告会では,訪日経験を活かした帰国後のアクション・プラン(活動計画)について発表しました。

JA大北りんご選果場
長ネギ収穫体験
熊本県庁
活動報告「春季(3か月以内)に,3つの分野(①食の安全②農薬使用の低減③春季の輸出拡大)における有機栽培への意識を高めるための行動計画を,参加学生により,生産者,加工者,農協,一般大衆,普及員,研究者,大学,単科大学,学校を対象とし,ARIA,ワークショップ,SNS,農民組合,普及員を通じて実施する」