プログラム概要

JICEでは、日本国政府(外務省)が推進する人的交流事業である対日理解促進交流プログラムJENESYSの日本ASEAN友好協力50周年記念認定事業 「JENESYS2023日本・ASEAN学生会議」を実施することとなりました。本学生会議の課題は「気候変動・防災」「観光開発」「人口問題」「スタートアップ」「インターネット・AI」 を予定しています。日ASEAN間の連携やASEAN各国との国際交流に興味のある方、また、将来国際協力や海外と関わる仕事に関心のある方などからのご応募を心よりお待ちしております。

1.事業概要・目的

 対日理解促進交流プログラム「JENESYS」とは、日本政府(外務省)が推進する人的交流事業であり、日本とアジア大洋州の各国・地域との間で、対外発信力を有し、将来を担う人材を招へい・派遣(対面)及びオンラインを通じて交流を行うものです。
 本事業は、交流を通じて日本とアジア大洋州地域の青年間の相互理解を促進し、諸外国青年の政治、経済、社会、文化、歴史および外交政策等に関する(1)対日理解の促進を図るとともに、(2)親日派・知日派を発掘・育成すること、また、日本の外交姿勢や魅力等について被招へい者・被派遣者自ら積極的に発信してもらうことで(3)対外発信を強化すること、及び(4)我が国の外交基盤を拡充することを目的としています。このプログラムは、本事業の一環として、また、日本とASEANの友好協力50周年を記念して開催されます。

2.日本・ASEAN学生会議の概要目的

 日本ASEAN学生会議では、ASEAN加盟国*及び東ティモールから大学生を中心とする青年を各国10名ずつ招へいし、日本の学生を交えて、両国・地域の関係やAOIP・FOIPについての知識を深め、また、アジア地域に共通する課題についての問題意識の共有、視察、体験、さらには、そうした課題の解決に向けた意見交換を行うことで、自らが持つ能力や可能性に気づき、社会貢献の醸成を図ること、及び相互理解を通じて友好協力のネットワークを強化することを主目的として実施します。
 参加青年は、「アジア地域の平和と安定、成長と繁栄に対し、何ができるのか」を共通のテーマに、同地域に共通する諸課題から「気候変動・防災」、「観光開発」、「人口問題」、「スタートアップ」、「インターネット・AI」を取り上げ、東京に於いて3泊4日のディスカッション・プログラムを行います。このディスカッション・プログラムでは、参加者自らが積極的に社会活動に取り組み、ASEAN諸国及び日本の社会にどのように貢献できるかを考え、最終日には、ASEAN事務局と日本政府(外務省)へ課題別提言を提出します。
 また、諸外国の参加青年は、上記、課題別のグループに分かれ、地方都市を訪問し、課題に関する視察及び社会文化行事に触れる等、日本の伝統、文化、生活様式についての理解を深めます。そして、彼らには日本親善大使として、プログラムで得た経験を様々な機会を通じて発信することが期待されています。

(参考1)ASEAN加盟国とは、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの10か国を指す。
(参考2)詳細は別添2「日程表(英文、案)」、別添3「学生会議コンセプトペーパー」をご覧ください。

3.募集要項・応募

(1)募集要項、応募申し込み

   プログラム内容、日程案、参加者の応募要件等については、募集要項にて詳細をご確認ください。

(2)応募締め切り 2023年 9月27日() 午前11時

(3)選考日程(予定)

   9月27日()午前11時:応募締め切り
   9月29日(金)書類選考合格者通知&面接日時案内
   10月2日(月)~4日(水)オンライン面接
   10月初旬~中旬:最終合格者通知


4.お問い合わせ先

一般財団法人 日本国際協力センター 
国際交流部青少年交流課 JENESYS2023日本・ASEAN学生会議 担当:藤本・大島
メール:Contact to JICE (kintoneapp.com)
※申込に関するお問合せの際は「日本・ASEAN学生会議 日本大学生・大学院生募集」の照会お申し出ください。