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国際研修 代表的な研修プログラム例

薬物依存者の更生

研修内容・特徴

本研修は、薬物対策を担当する行政官を対象とし、日本の薬物対策に関する取組を紹介し、薬物対策を推進するために必要な能力向上を図ることを目的とする。省庁や大学、医療機関等による講義および関連施設の見学を通じて、関係機関と地域社会が一丸となって行っている日本の薬物乱用対策を広く学ぶことができる。さらに、各機関の担当者や専門家と情報・意見交換を行うことにより、課題解決のヒントを探ることができるとともに、国際連携が必要な当該分野において日本との協力関係の構築につながるものとなっている。研修期間は2週間。

目的

  1. 日本の薬物乱用防止戦略を理解する。
  2. 薬物対策における各機関の役割を理解する。
  3. 課題の解決や戦略の策定に必要なヒントが得られる。
  4. 日本側有識者との新たなつながりが得られる。

研修カリキュラム

内容 手法
1. 日本の薬物乱用対策 講義
意見交換
2. 薬物乱用未然防止と流通阻止にかかる取組 講義
意見交換
3. 再乱用防止にかかる取組 講義
見学
意見交換

プログラムの様子

大学教員による認知行動療法に関する講義
自治体による薬物離脱プログラム実施施設見学
民間団体との意見交換

参加者の声

"省庁を中心に社会が一体となった取組が非常に参考になった。" (教育矯正局副局長)

"薬物乱用防止教育、とりわけ小中学生に対する教育が大きな影響を与えると気付いた。" (司法庁副局長)

"日本の政策を参考に、中国に合った施策の立案に取り組みたい。" (司法庁薬物更生所長)

当該分野での研修実績

2018年度 中国司法部「薬物更生・リハビリ研修」 21名

問い合わせ先

JICE 国際研修部 研修課