事業案内

国際交流

日本と世界の人々をつなぎ、
共感と驚き、
発見の機会を提供します。

国内交流プログラム

アジア大洋州地域、北米地域をはじめ、世界各地から青少年を中心とした参加者を受け入れ、東京ほか全国各地で通常約10日間のプログラムを実施しています。参加者は、日本が誇る先端技術や伝統文化芸能、歴史的建築物、自然名所、地域産業、ポップカルチャー等の視察・体験を通じて、日本の強みや魅力を学びます。また、学校交流やホームステイを通じて、日本の学生や地域住民と触れ合い、友情と信頼を育みます。

海外派遣プログラム

日本の青少年を海外各国・地域へ派遣するプログラムです。参加者は、日本や自分たちが暮らす地域を紹介するとともに、学校交流やホームビジット、文化体験、施設見学等の貴重な経験を通して、国際人としての視野を広げます。

JICEは、海外各国・地域の政治経済、社会事情や文化・民俗・宗教等に配慮し、参加者のニーズにきめ細かく対応するプログラムを提供しています。これまでの知見と国内外のネットワークを活かしつつ、これからも世界の人々と共に学び合い、理解を深めながら、事業を進めてまいります。

参加者の声

「どのようにして公害の町が環境の町になったか」

(国内交流)JENESYS2017 フィリピン 大学生 

北九州市でボランティア活動に参加できたのはすばらしい経験でした。日本はきれいなところだけではないけれど、ボランティアが町をきれいにしていました。ボランティアや環境保全技術、持続可能で環境への負荷が少ない材料や省エネ住宅などにより、北九州市がどのようにして公害の町から環境の町になったかを知ることができました。自国の現状を考えたとき、希望が持てました。町をより良くするために市民がイニシアチブを取ったり、協働したりしていることにも感心しました。

ゴミ拾いのボランティア活動に参加するフィリピン人大学生

「息を飲んだ日本の美しさ」

(国内交流)KAKEHASHI Project アメリカ 高校生

日本の美しさには息を飲みました。山々の変わり行く風景だけではなく、日本人の心にもその美しさは見つけられます。見知らぬ人に囲まれると、私はいつも居心地が悪くなりますが、この社交的でありながら控えめな国では、その不安をいつもほど感じませんでした。豊かな伝統文化のある町でも、大きな産業都市でもどこへ行っても、日本人は最高の敬意と気づかいで接してくれました。日本でのこの気づきにならって、私も多くの人々に影響を与えたいです。

能舞台で足運びを体験するアメリカ人高校生

「日本の支援の重大さと今後の課題」

(海外派遣)JENESYS2015 カンボジア 高校生

今回の派遣で印象に残ったのは、日本人に対する歓迎の素晴らしさと彼らの英語力や積極性、学習意欲の高さです。一方で、カンボジアの現状を目の当たりにして、貧富の差や交通設備の不備、衛生管理状況等、日本の支援の重大さと今後の課題を見つけました。「JAPABODIA」というアクションプランを立て、課題研究を継続することも決意しました。この10日間は私の人生の価値観を変え、前向きな気持ちにさせてくれました。出会えたすべてに感謝し、将来の糧にしようと思います。

カンボジア教育青年スポーツ省を表敬訪問した日本人高校生

「子どもたちの喜んでいる顔を見たい」

(国内交流)ベトナム高校生を受け入れたホストファミリー

文化や歴史、生活の仕方などが自分と違う人と交流できることは、楽しく、また勉強にもなります。お互いが直接触れ合うことで、互いの国や人をより身近に感じるようになる。そして理解していく機会になるのが国際交流ですね。相手の国との交流が広まっていけば、将来においても、互いの国民同士が友好的になる素地作りになると思います。「子どもたちの喜んでいる顔を見たい」「自分たちも学ぼう」と、この原点をいつまでも持ち続けたいなと思います。

日本のホストファミリーとベトナム人高校生

お問い合わせ先

JICE 国際交流部 青少年交流課