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国際研修 代表的な研修プログラム例

農業ビジネス・バリューチェーン

研修内容・特徴

本研修では、農業金融を利用した農業バリューチェーン開発、6次産業化の取組、新技術の導入を主要テーマとし、初日の講義で概論を学んだあと、農業金融の融資先を視察し、実践的に学ぶことを重視する。

目的

  1. 日本の農業ビジネス・バリューチェーン、農業金融制度のポイントを理解する。
  2. 日本における農業の6次産業化の取り組みを理解する。
  3. 日本における金融面での農業支援体制の実例を学び、各種リスクへの対応力強化、課題解決能力向上へのヒントを得る。

研修カリキュラム

内容 手法
1. 農業金融及びバリューチェーンの概要 講義
意見交換
2. 農業の6次産業化の取り組み 視察
3. 販路開拓 視察
4. スマート農業(IoT、ICTの活用) 視察
講義
5. 研修のまとめ 発表
意見交換

プログラムの様子

本研修は視察主体にすることで、参加者が現場から学ぶ機会を設けている。

果樹農家の視察(2013年度研修)
農業生産者が運営する直売所の視察(2017年度研修)
食品加工の視察(2017年度研修)

参加者の声

"日本の農業の歴史とバリューチェーンの発展、日本の農業と農業金融、日本政策金融公庫の役割、アジアの農業の機械化と農業金融に関する研修は有益だった。農業におけるバリューチェーン、農業の機械化と農業金融について自国への導入を検討したい。" (2017年度参加者)

"果樹農園の栽培技術、マーケティング、運営は素晴らしい。帰国後は本部及び地域部署と研修で学んだ知識を共有したい。" (2013年度参加者)

"私の国は、農民が農産物販売の適正な収益を得られないという問題がある。日本のようなマーケティングシステムの構築を目指したい。" (2013年度参加者)

当該分野での研修実績

2017年度 APRACA-CENTRAB「農業ビジネス・バリューチェーン研修」 9名
2016年度 バングラデシュPKSF「農業におけるマイクロファイナンス」 30名
2013年度 APRACA-CENTRA「日本の農業制度研修」 8名
2012年度 JICA「ミャンマー経済化支援 農業グループ」 10名
2010年度 APRACA-CENTRAB「小規模農業金融研修」 10名

問い合わせ先

JICE 国際研修部 研修課