事業ニュース

中部支所における地域活動への協力(第3四半期活動分)

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 中部支所では、地域活動への協力を進めております。第3四半期(10月~12月)には、東邦高等学校の中学生スピーチコンテストへの協力と可児市の多文化共生フェスティバルに参加しました。

1.東邦高等学校(愛知県名古屋市)中学生英語スピーチコンテストへの後援

 東邦高等学校が主催する中学生英語スピーチコンテストでは、与えられた課題を表情豊かに表現するレシテーション部門、自分の経験等を英語で語るスピーチ部門があり、毎年多くの中学生が練習の成果を発表します。JICEは、同コンテストに協力し、今年度はレシテーション部門で、名古屋市立神丘中学校2年山口瑠花(やまぐちるか)さんがJICE理事長賞に選出されました。英語力を高めて将来様々な場面の活躍を夢見る中学生の皆さんの、益々の努力をこれからも応援していきたいと思います。

JICE理事長賞を受賞された山口さん(写真左)

2.可児市主催「多文化共生フェスティバル2013」への参加

 岐阜県可児市の「多文化共生フェスティバル2013」が平成25年11月3日(日)に、多文化共生センター・フレビアにて開催され、JICE中部支所がブース出展しました。

 外国人居住者が市民の5.2%を占める可児市のこのフェスティバルでは、毎年、人・食・文化をテーマに様々な交流で盛り上がります。室内ステージでは、ポルトガル語による民族劇やアフリカ太鼓、ペルーの民族音楽などの発表があり、外ではワールドフードグランプリと称して各国の屋台が並び、その味を競い合いました。

 JICE中部支所は、活動の紹介を目的としたパネルと、ビーズと安全ピンでJICEと関わる国の国旗作りでブース出展を行い、子どもから大人まで、多くの来場者の方々に国旗作りを楽しんで頂きました。各々が選んで作ったビーズ国旗をきっかけに会話も弾み、来場者間の交流にも貢献できたのではないかと思っています。

 ブースでは、来場者にJICEで実施している日系人就労準備研修の一環である介護コースに関する質問を受けたり、その他のJICEの事業についても説明を行ったり、積極的にJICEの活動を紹介し、国際交流・国際協力に興味を持って頂くきっかけ作りに努めました。

 来場者の半数以上が外国人だったこのフェスティバルでは、ごく自然に多様な文化に親しみ楽しむ姿が多く見られ、フェスティバル参加者と来場者の皆様の明るく絶えない笑顔が印象的でした。

 最後に、素晴らしい交流の場を提供して下さった主催者のNPO法人可児市国際交流協会と多数ご来場頂きました皆様に、JICE中部支所一同御礼申し上げます。

中部支所長
増田 大
可児市多文化共生フェスティバル2013
外の様子(各国の屋台)
お兄ちゃんは母国フィリピンの旗、妹さんは日本の旗を作りました。
JICE中部支所スタッフが国旗作りを手伝います。
細かい作業ですが、国旗を何個も作る子もいました。
見本を見ながら・・・。うまくできたかな?
主なJENESYS2.0参加国、東海地区の日系人就労準備研修受講者の出身国の国旗
JDS留学生の出身国の国旗
安全ピンにビーズを通し国旗を表現します