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輝く研究活動にむけて~ライフ・ワーク・バランス  小館香椎子先生講義

中東 国際研修

 2014年度、サウジアラビア王国高等教育省から委託を受け、4月、6月及び9月の3陣に分かれてそれぞれ10日間、同省主催の学術大会で優秀な成績を修めた学生の訪日プログラムを実施しました。プログラムの実施に際し、在京サウジアラビア王国大使館文化部の多大なるご指導とご支援があり、訪日学生より高い評価をいただくプログラムを提供することができました。  このプログラムでは、JICEの理事であり、かつ学校法人日本女子大学名誉教授、国立大学法人電気通信大学特任教授、また応用物理学会フェローなどの科学技術分野において活躍されている小館香椎子先生の基調講演と意見交換会をプログラムの初日に実施したほか、終了時にも小館先生をコメンテーターとして迎え、報告会を実施しました。  小館先生は、日本女子大学を卒業後教職に就き、国立学校法人東京大学などで専門分野の光物理学(情報フォトニクス)の研究職に従事されています。研究成果の中には科学雑誌「Nature」に取り上げられたものもあり、光学的顔画像認識方法とその装置やパターン検索方法などいくつかの研究成果で特許を取られ、2010年には文部科学省・科学技術賞を受賞されるなど、多くの業績を修めておられます。同時に、若手研究者のロールモデルやメンターとしても活躍を続けておられます。  サウジアラビア訪日団への基調講演は、「百聞は一見に如かず」を「耳からの情報量は104ビットであるが、目からの情報は107ビット」とユニークな物理的解説が入るなど、学生の知識欲を刺激するものでした。学生からは、基調講演により訪日プログラムがより有益なものになったと、報告会やアンケートを通じて報告があり、本プログラムにとっても小館先生の基調講演と意見交換会は必須のプログラムとなっております。

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第2陣・基調講演「ライフ・ワーク・バランス」で、ご自身の経験を披露される小館先生



 

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第3陣の報告会で学生から今後の研究活動に向けての相談を受ける場面も。
(中央:小館先生 / 左:JICE山野幸子理事長)

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第1陣の修了式を終え。
(前列左より:JICE研修事業部・内藤真知子参事、引率者のDr. Asma、JICE山野理事長、小館先生、JICE研修事業部・井代純海外協力課長)

研修事業部 海外協力課
相馬 幸永子