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日本と北米を繋ぐ「カケハシ・プロジェクト」

北米 国際交流

21世紀到来後の国際社会の大きな特徴として、気候変動、核軍縮・核不拡散、国際テロ等の安全保障上の脅威の多様化等があります。国際社会は協調して、これらの地球規模の課題に取り組む必要性が顕著になっています。
このようなグローバルな課題への取組の貢献のための柱として、若い世代の間の人的交流“人的つながり”の積極的な推進が重要になっています。
2015年4月より、JICEは、外務省の推進する対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」の実施を受託されました。同プロジェクトは、日本と北米(米国とカナダ)との間で将来各界にて活躍が期待される優秀な人材を招へい・派遣し、人的交流を通じて、日本の政治、社会、歴史および外交政策に関する理解を促し、日本の正しい姿や魅力を発信してもらうことを目的としています。 「カケハシ・プロジェクト」では、米国・カナダから、約1400人の高校生、大学生および若手研究者を招へいし、同時に、日本から320人余りの高校生と大学生を派遣しています。北米の参加者は、日本理解促進を目的とした講義の聴講、自治体や先端産業企業視察、大学交流、ホームステイ、伝統文化等を体験し、日本の魅力について発信をしています。JICEの策定したプログラムの特徴は、帰国前の報告会の実施で、参加者は、日本での気づきや発見をまとめ、日本の魅力について、日本で培ったネットワークを活用して帰国後の発信の行動計画を発表しています。
JICEは、日本と米国・カナダの双方向の対話型の報告会の実現のため、1月13日の報告会には、JICEの理事である鈴木佑司法政大学特任教授に出席いただき、ジョンズ・ホプキンス大学等からの48名の大学生に対して、同大での研究経験も含めて、日米の関係の重要性を強調した講評をいただきました。
2月22日には、内閣官房参与であり慶應義塾大学谷口智彦大学院教授を招き、ブルッキングス研究所およびアメリカ進歩センター(Center for American Progress)からの20名の若い研究員を前に、1960年代から日本ではケネディ大統領やライシャワー大使などの著名人を通して、日米相互理解が深まり、日米関係が盤石であることを論じていただきました。
JICEは、「カケハシ・プロジェクト」を通じて、日本と北米との人的つながりの強化に日々尽力しています。


北米・欧州室長
山本 愛一郎
担当コーディネーター
(ジョンズ・ポプキンズ大学他)
梶原 晶子
菊地 民恵
(ブルッキングス研究所他)
牧 公仁子
山口 治子


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ブルッキングス研究所と米国進歩センターの若手研究員達に講話する谷口教授

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参加者のプレゼンに対してコメントを行う山本室長
終了証書の手交に先立ち挨拶する山野幸子JICE理事長

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上段:米国大学生、大学院生グループとの集合写真
 [前列左から二番目:鈴木理事、前列左から3番目:山本室長]
下段左:参加者に講話する鈴木理事
下段右:参加者代表から記念品を受け取る山本室長