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中国江蘇省南京師範大学「教育現代化モデルの比較研究」訪日研修実施について

アジア 国際研修

JICEは中国江蘇省教育庁からの要請により、2015年9月27日より3週間にわたり、北海道、東京都及び愛知県で、胡建華 南京師範大学教育科学院教授を団長とする江蘇省教育庁関係者一行の訪日研修プログラムを実施しました。

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北海道教育大学 蛇穴治夫学長(右端)表敬訪問
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名古屋工業大学鵜飼裕之学長(右から3人目)
表敬訪問
JICEは中国江蘇省人民対外友好協会と、2010年12月に友好協力に関する覚書に調印し、医療・農業・環境・教育の分野における相互訪問、専門家指導、人材育成、技術協力、青少年交流等の多岐にわたる協力を行うことに合意しています。今回の研修は、江蘇省教育庁の「教育主要国との教育現代化モデルの比較」プロジェクトの一環として、JICEが日本国内の教育機関及び愛知県教育委員会と協力し、「日本の教育の現代化」に係る訪日研修を企画・実施したものです。

江蘇省の教育政策再構築のため、日本の教育政策及び学校設置基準、日本の教育機関の管理モデル及び教科設定、財政的措置等の知見を得ることを目的とした今回の訪日研修では、「都市と地方」「国公立と私立」「幼稚園から大学」といった比較対象の要素を幅広く組み込んだ内容となりました。
北海道での視察では、特別支援学校、学級運営の方法をはじめ、学校と地域社会との連携、知識詰め込みだけでなく、ひとりひとりが有する能力を育成する教育などに関心が集まりました。
また愛知県では、県内の高校及び大学等を訪問しました。胡団長からは「政府・地方自治体が一体となって教育を重視し、社会のニーズに答える教育を行っている点が印象深かった。また教育の実施に係る詳細な運用規定など、中国が法的根拠に基づく制度化を進める上で参考になった」という感想が聞かれました。

JICEは、今後も日本と中国の民間レベルでの人的交流に積極的に取り組んでいきます。

研修事業部海外協力課 安 章子 記