「Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム」において、ペルーに8名の訪問団の派遣
JICEは、昨年度第一回に引き続き、外務省の推進する「Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム」の実施を担当しています。
安倍総理は、2016年11月18日からのペルーへの公式訪問に伴い、日・ペルー共同声明の国民交流のなかで、交流促進に向けぺルーに訪問団を派遣することを表明し、今回の8名の派遣に至りました。
同派遣団は、中南米局南米課木村元地域調整官をはじめとする幹部職員による派遣前オリエンテーションに参加し、日本とペルーとの関係について理解を深めました。
一行は、2017年1月6日~1月15日までペルーに滞在し、在ペルー日本国大使館、日秘商工会議所、ペルー日系人協会、ペルー友好国立障害者リハビリテーションセンター、エンマヌエル協会老人ホーム、ペルー新報、高度医療施設を備えた日秘移住百周年記念病院等を訪問しました。
これらの訪問を通じ、参加者は、日本とペルーの歴史を学び、現地の日系人の活躍ぶりを確認し、日系人の方々との交流を深めることができました。 1月10日には、今回の派遣目的であるであるラ・ウニオン運動場協会(AELU)主催による「Lidercambio」に参加し、若手日系青少年約100名を対象に、団員は日本紹介のプレゼンテーションを行いました。
1月12日の(独)国際協力機構(JICA)ペルー事務所、JICAボランティアとの交流会では、ペルーにおけるODA事業等、日系人支援についてお話をききしました。
ペルー日系人協会青年部との意見交換では、日本への高い関心を伺うことができました。
最終日の報告会では、各団員より気づきと帰国後のアクションプランの発表があり、日本大使館の野口書記官より総括コメントを頂戴し終了しました。
JICEは、今回のプログラムを通じて、中南米の日系社会を中心とした交流を促進するとともに、日本国内在住の日系人への就労支援事業を通じて、中南米への支援に一層貢献する所存です。
※団員構成は、団長の公益財団法人山口県国際交流協会岡孝則事務局長、副団長の南山大学総合政策学部の浅香幸枝准教授、福島県安達郡大玉村役場玉川浩司さん、民間企業から永松由寛さん、清泉女子大学国際交流センター職員坂田侑香さん、東京外国語大学院生村川永さん、筑波大学院生國家佑太さん、南山大学大学院渡邊絢さんの計8名で、実施団体であるJICE理事長山野幸子及び同研修事業部多文化共生課長吉村純が同行しました。

前列でバナーを持つ派遣団員、JICE山野理事長(前列左)とJICE吉村課長(後列右)

(後列左から4人目)、藤本雅之副経理理事(JETRO Lima所長)(後列右から2人目)と面談

左からJICE山野理事長、クニガミホルヘAPJ会長、吉村課長、赤嶺貴子APJ国内外関係部長











(後列の中央の白いシャツ姿の男性は、AELUのアゲナフェリペ事務局長)
研修事業部 多文化共生課長 吉村 純
国際交流部 青少年交流課長 芳根 和子