「日中青年プロジェクト2017~友好の歴史を探る旅~」の実施について
中国
国際交流
JICEは2017年3月9日より1週間にわたり、「日中青年プロジェクト2017~友好の歴史を探る旅~」を実施しました。本プロジェクトは、JICEと中日友好協会が共催する青少年交流事業で、日中両国の大学生が相互交流を通じて、日中両国の歴史や文化に関する認識、友好に対する自覚と意識を高めることを目的としています。2015年に行われた第1回から数え、3回目の実施となる本年は、東京大学で中国語を履修している大学生6名および北京第二外国語大学日本語学部の大学生・大学院生6名が参加しました。
団員は2017年3月9日に北京にて結団式を行った後、中国国内で『人民中国』雑誌社への表敬訪問、昆曲体験、故宮・長城視察等を行いました。一行は3月13日に来日し、公益社団法人日本中国友好協会および公益財団法人日中友好会館への訪問を通して、友好団体の取り組みについて学ぶとともに、将来の友好協力の可能性について意見交換しました。また、国会議事堂参観、座禅体験等により、日本の政治・文化についての理解を深めました。
さらに、本プロジェクトでは北京・東京で各1日ずつグループ研究活動日を設けており、団員は4名1組のグループ毎に研究テーマを設定し、自主的にフィールドワークを実施しました。少人数のグループで行動を共にする中で、日中関係史から現代の若者文化まで、幅広いトピックについて語り合い、密度の濃い交流ができたようです。
3月30日の報告会では、グループ毎に活動報告を行いました。団員からは、今後も両国の友好に向けて積極的に活動したいとの決意が表明されました。
JICEはこれからも、両国の相互理解の促進のために交流事業を推進して参ります。

北京・故宮にて集合写真

昆曲体験の様子

JICE主催歓迎会

公益財団法人日中友好会館 荒井克之理事長との意見交換

公益社団法人日本中国友好協会 岡﨑温理事長との意見交換-その1

公益社団法人日本中国友好協会 岡﨑温理事長との意見交換-その2

報告会における成果発表の様子

報告会集合写真
(前列左から)川越寛之JICE国際交流部長、潘林 中国駐日本国大使館友好交流部二等書記官、範夢婕 中国駐日本国大使館友好交流部書記官、付博 中日友好協会政治交流部職員、吉野まや JICE国際交流部青少年交流課職員
(前列左から)川越寛之JICE国際交流部長、潘林 中国駐日本国大使館友好交流部二等書記官、範夢婕 中国駐日本国大使館友好交流部書記官、付博 中日友好協会政治交流部職員、吉野まや JICE国際交流部青少年交流課職員

歓送会にて挨拶を行う付博中日友好協会政治交流部職員

歓送会集合写真
国際交流部 青少年交流課
大林 由季