事業ニュース

中国若手行政官等長期育成支援事業(JDS中国)同窓会を実施しました

中国 留学生受入支援

JICEは2019年1月12日に「中国若手行政官等長期育成支援事業(JDS中国)」において、帰国留学生同窓会(日中交流活動)を開催しました。

当日はJDS中国帰国留学生552名のうち約100名もの参加があり、在中国日本国大使館を含む日本政府機関などからも多くの関係者が出席いたしました。また、JICEからは岸本昌子常務理事が出席しました。

当日は、JICE友好交流基金の「JDS帰国留学生再訪日プログラム」の参加者より、2018年12月に行われたプログラムの報告も行われました。報告の中で、2国間関係の重要さの再認識と、JDS中国留学生として、日中の相互理解促進のための役割を担っていくことの大切さが述べられました。

JDS中国事業は2003年に第1期生が来日しましたが、今回の同窓会では、1期生から2018年に帰国した15期生まで出席者があり、成功裡に終えることができました。また、日本政府関係者との交流を通して、日中行政官のネットワーク構築の機会にもなりました。

JDS中国事業の同窓会は年に1度北京にて実施されており、今回で6回目となります。同窓会を通じて帰国留学生たちは、かつての仲間との再会を歓び、さらには帰国留学生間のネットワークの強化や、自身が日中の相互理解を深めるための架け橋であると再認識をすることができ、非常に有意義な機会となりました。一方で、地方にも多くの帰国留学生がいることから、今後はJICEは地方での実施についても検討しています。

JICEでは今後も日中両国の政府レベルにおける更なる相互理解促進のため、引き続きJDS中国事業を支援して参ります。

留学生事業第一部留学生事業課 高野 翔

帰国留学生代表の挨拶
同窓会の様子