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KAKEHASHI AFRICA共催TICAD7公式サイドイベントを開催

アフリカ 留学生受入支援

 JICEは、KAKEHASHI AFRICA(以下、KA)と共催で、第7回アフリカ開発会議(TICAD7)における公式サイドイベント「アフリカビジネスプラットフォーム-アフリカの若者が支援する日本企業のアフリカ進出」を8月27日(火)にパシフィコ横浜にて開催しました。 KAはABEイニシアティブ研修員により自発的に結成された、日本企業とアフリカの橋渡しを行う国際NGOです。
 本イベントは、塩野谷剛JICE留学生事業第一部兼第二部部長によるスピーチにより開会し、KAの CEOであるMr. Nico DE WETと理事会長であるMr. Arthur SATIによる、KAのネットワーク体制や活動理念、活動概況等について説明が行われました。
 International Women's Club代表理事である竹村真紀子氏にモデレーターを務めていただいたパネルディスカッションでは、KAの理事・役員5名がパネリストとなり、KAによる独自のネットワークがどのように日本企業のアフリカ進出や事業拡大をサポートするのか、具体例を交えたサービスを提示しました。
 フロアとの質疑応答では、日本企業のイノベイティブな技術革新についてのローカルでの情報発信や、現地政府とのコミュニケーション上の課題等に対応したコーディネーション機能など、KAの活用事例も紹介することもできました。本イベントを通じて、TICAD7でも議論の中心となった「対アフリカ民間投資促進」への貢献について、KAの可能性を示すことができました。
 閉会スピーチでは、法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授である米倉誠一郎氏よりKAメンバーへ激励の言葉が贈られました。アフリカの大使館関係者や日本の民間企業等からの参加者で定員200席の会場がほぼ満席となる中、盛況のうちに閉幕しました。

 来場者からは、「KAメンバーたちの前向きなエネルギーをもらいました」、「KAメンバーの高い専門性を活かしたい」というご意見を多数いただきました。アフリカの若者を中心としたKAと手を組むことで叶うと考えられるビジネスプラットフォームの拡大に、日本政府や企業の期待は高まっています。
 JICEは今後もKAと協働し、益々市場価値の高まるアフリカ54か国における日本企業のビジネス拡大のため、KAの活動を支援して参ります。

留学生事業第二部 留学生支援課
佐藤 優衣 記

KAがデザイン、編集を務めた情報誌・クリアファイル・名刺
受付を担当したKAメンバー
KAのCEOを務めるMr. Nico DE WETによる発表
KAの理事・役員によるパネルディスカッション
米倉教授(写真右)による閉会のスピーチ
「Network is Power!」の掛け声で締めくくりました
JICEでの事後打ち合わせにて