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中国江蘇省塩城市視察会について

中国 複合(事業)

 東京で開催された塩城市主催の経済貿易協力説明会(2013年8月)に続き、このたび塩城市人民政府主催の「中国塩城市投資環境説明会」及び「金秋・中国塩城市視察会」が2013年11月18日から20日の3日間にかけて開催されました。
 JICEは、2010年12月に江蘇省人民対外友好協会との間で締結した友好協力協定に基づき、教育交流の一環として2012年1月に北海道教育大学附属札幌中学校と塩城中学との学校交流事業を橋渡しするなど、かねてより塩城市との間で良好な関係を構築してきましたが、今回は、JICEにとり旧知の仲である中華人民共和国駐札幌総領事館の蒋春雷前領事が、中国・塩城経済技術開発区日資招商局長として就任されたこともあり、JICEからも関係者が出席しました。
 現在江蘇省には15の国家レベルの経済技術開発区がありますが、塩城経済技術開発区は上海経済圏の一部を構成しながら、土地・人件費コストが安く、十分な労働力も確保できるほか、東シナ海へのアクセスも良好であることから、韓国現代起亜自動車などの外国企業のほか、脱硫脱硝装置や廃棄物処理施設などの大型設備を製作する中国の環境関連企業が工場を設置しています。
 蒋局長によると「塩城経済技術開発区は大きな成長を遂げて、2013年のGDPが前年同期比で19%上昇し250億元(約4,250億円)を突破した」とのことです。
 JICEとしては、今後とも塩城市とも引き続き良好な関係を構築しながら、塩城経済技術開発区の更なる発展を支援していきたいと思います。

【プレゼンテーションを行う蒋局長】
【環境関連企業の展示ブース】
【起亜自動車の工場を視察】
【環境保護博覧会における川崎市の展示ブース】