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JENESYS2016韓国大学生訪日団第1陣(農業/環境・エネルギー)がINEPA職員4名と来日しました

アジア 国際交流

JICEは、公益社団法人日韓文化交流基金の委託を受けJENESYS2016韓国大学生訪日団第1陣(農業/環境・エネルギー)のプログラムを企画・実施しました。韓国の大学生・大学院生54名が10月25日から11月3日まで日本に滞在し、東京都、長野県、栃木県を訪問しました。
JENESYS2016は外務省による「対日理解促進交流プログラム」の一つで、KAKEHASHI Project(北米)、MIRAI (欧州、中央アジア・コーカサス)、Juntos!! (中南米)と並ぶアジア大洋州を対象とした青少年交流事業です。今年度は、台湾、及びASEAN 10カ国・インド・東ティモールからの団が既に来日しています。
本事業は、日本と韓国をはじめとするアジア大洋州の各国・地域との間で、対外発信力を有し、将来を担う人材を招へい・派遣し、政治、経済・産業(農業を含む)、社会、文化、歴史等への理解を深めて頂き、かつ人的交流を通じた一層の相互理解増進に寄与することを目指すものです。
今回の韓国大学生プログラムでは、「農業/環境・エネルギーをテーマとした日本の魅力発見・交流」をテーマに、日本の歴史から最先端の技術・文化まで幅広く日本を紹介しました。長野県,栃木県では地域産業視察,伝統文化体験や地域住民・大学生との交流等を通して日本についての理解を深めました。

宇都宮大学学校交流プログラム(栃木県宇都宮市)
韓国訪日団Aグループ(テーマ:農業)と宇都宮大学の皆様
諏訪東京理科大学学校交流プログラム(長野県茅野市)
韓国訪日団Bグループ(テーマ:環境)と諏訪東京理科大学学生の皆様

参加者の募集・選考は、韓国国際交流推進協会(International Exchange Promotion Association: 通称、INEPA(イネパ)) ※との緊密な連携活動により、韓国全土から熱意・意欲のある大学生を中心に行いました。
本プログラムにはINEPAから4名が同行し、総勢58名の訪日団となりました。

具体的な報告はこちら→  https://www.jice.org/exchange/report/2016/12/je16korea1.html
過去の青少年交流事業についてはこちら→  https://www.jice.org/exchange/
※INEPA(イネパ):
KOICA(韓国国際協力事業団)が実施する事業の内、研修員受入事業を担っているのが韓国国際交流推進協会(International Exchange Promotion Association: 通称INEPA(イネパ))です。INEPAとJICEは、日韓のODAで非常に似た役割を果たしている組織という共通点により、2005年度から組織同志の交流を始め、その一環として相互訪問及びお互いの職員を短期間のインターンとして受け入れるプログラムを実施しています。また、INEPAとの連携による本青少年交流事業は2014年から開始し、同年2月3日~2月11日には124名の高校生が来日しました。今年度については、2016年9月にJICEがINEPAを訪問し、今回の訪問団に係る打合せを行うとともに交流を深めました。

2016年9月20日ソウルでの事前打合せ
(写真左より)INEPA International Cooperation Dept. Managing Director Mr. Jeon, Jun ho、JICE職員 石神 萌、INEPA Vice President Mr. Han Choongsik、JICE理事長 山野 幸子、INEPA 理事長 Mr. Han, Byung-Kil、JICE担当部長 内山 選良、INEPA Convention&ExhibitionDept.Director Ms. Choi Gloria Y.S.、INEPA International Cooperation Dept. Manager Mr. Lee, Jongkil
2016年9月21日ソウルにてINEPAの職員と

国際交流部青少年交流課
03-6838-2730