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「夢は廻る 六朝文化の光と影—六朝文化への旅in東京」が開催されました

中国 複合(事業)

「夢は廻る 六朝文化の光と影--六朝文化への旅in東京」(主催:江蘇省人民対外友好協会・六朝博物館)が2017年3月24日にホテルベルクラッシック東京(東京都豊島区)にて開催されました。このイベントは、日中国交正常化45周年を記念し開催されたもので、中国の六朝文化に関する講演会のあと、六朝博物館に所蔵されている作品のうち厳選された 30 数点の写真の展示が行われました。

JICEは、2010年より江蘇省人民対外友好協会と友好協定を締結しており、このイベントの開催にあたり、江蘇省側からの要請に応じ、日本国内における事前の準備や当日の運営に対して協力しました。
当日は、中華人民共和国駐日本国大使館の郭燕公使、文化庁文化財部美術学芸課の樋口理央国際文化財交流協力官、日本中国友好協会の岡崎温理事長をはじめ、六朝文化に興味や関心の高い学術、教育関係者や東京国立博物館、自治体、マスコミ関係者などから50名以上に参加いただき、大変盛況なイベントとなりました。

六朝博物館のPRビデオの放映のあと、南京市博物総館南京市考古研究所二部の龔巨平副主任より「六朝のすがた--六朝建康城をめぐる考古活動と出土品について」という題目で講演を行いました。講演の後には、写真展とともに関係者間の交流の場が設けられました。

今回のイベントでは、六朝文化および博物館について日本で初めて体系的に紹介され、関係者間の人的ネットワーク構築を促進することができました。

JICEは、江蘇省人民対外友好協会との連携を今後さらに深めてまいります。

総務部中国室長
井出訓紳 

江蘇省人民対外友好協会蔡錫生副会長による主催者挨拶
中華人民共和国駐日本国大使館郭公使中華人民共和国駐日本国大使館郭公使
主催者である江蘇省人民対外友好協会、六朝博物館の皆様とともに
左から南京市博物総館六朝博物館総合業務部 張蕾副主任、JICE岸本昌子常務理事、JICE山野幸子理事長、江蘇省人民対外友好協会 蔡副会長、南京市博物総館南京市考古研究所二部 龔副主任、JICE打田斉道研修事業部長