JICEは在ラオス日本国大使館、JICAラオス事務所と共催し、2019年8月20日に「人材育成奨学計画（JDS）20周年記念式典」をラオス国ビエンチャン市内で開催しました。

　式典は、今年来日するJDS留学生を中心に文部科学省ヤング・リーダーズ・プログラム（YLP）留学生も含めた壮行会と併せて実施され、日・ラオス双方の関係機関やJDS帰国留学生より140名程の参加がありました。また、JICEを代表して山野幸子理事長が出席しました。

　当日は、引原毅駐ラオス日本国大使の開会の辞に始まり、Dr. Khamphay SISAVANH教育スポーツ省副大臣による祝辞、JDS帰国留学生代表Mr. Bountha SONGYERTHAO（2期生／法務省人事局局長）による祝辞、JDS来日留学生Mr. Chintana KHONKHONG(20期生／首相府)及びYLP来日留学生Ms. Sunny THOUMMARATH（内務省）による決意表明、米山芳春JICAラオス事務所長及びJICE山野理事長による祝辞等、多くの祝福・激励と共に華やかな舞台となりました。また歓談中には、ラオス元日本留学生会（JAOL）の紹介と、JICEにてJDS帰国留学生から集めた留学中の思い出写真の上映を行いました。

　JICEは今回の20周年式典を事業発展の好機と捉えて発案し、各関係機関のご協力を得て実現しました。歓談中には、同期や同じ大学、同じ出身省庁などのグループや、これらの繋がりを超えて参加者同士で話が弾んでいる様子が各所で見られました。JDS帰国留学生にとっては日本留学について思い起こす機会となり、またこれから渡日する留学生はJDS留学生としての誇りと士気を高める機会となりました。

　JICEでは今後も、JDS留学生同士のネットワーク、またJDS留学生と日本のネットワークを繋ぐハブの役割として、帰国後の各活動について関係機関と協力しながら実施してまいります。

留学生事業第一部　留学生事業課
青木　麻由美