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駐日バングラデシュ大使との意見交換について

アジア 留学生受入支援

 山野幸子理事長は1月22日、駐日バングラデシュ大使のシャハブッディン・アーメド(Shahabuddin Ahmed)閣下を表敬訪問しました。冒頭、シャハブッディン大使から今後のバングラデシュと日本との協力についてご挨拶があり、日本の無償資金協力「人材育成奨学計画(JDS)」の付加価値向上に向けて実施上の改善点等について意見交換しました。また、日本と南アジア地域協力連合(SAARC)加盟国との青少年交流「対日理解促進交流プログラム(JENESYS)」に関連してバングラデシュと日本との交流を進めていくことを確認しました。駐日バングラデシュ大使館からは2020年12月に着任されたサイード・ナシル・エルシャド(Syed Nasir Ershad)経済公使も同席されました。
 会談の中でバングラデシュの建国の父であるムジブル・ラーマン(Mujibur Rahman)初代大統領の生誕100周年の紹介があり、山野理事長をはじめJICEの関係職員は3月7日にオンラインで開催された日本バングラデシュ協会・駐日バングラデシュ大使館共催の記念講演会にも参加しました。講演会では、シャハブッディン大使のご挨拶のあと、ムジブル・ラーマン初代大統領による1971年3月7日の歴史的な演説に関する貴重なビデオ上映に続き、日本バングラデシュ協会顧問でジャーナリストのモンズルル・ホク氏によるエピソードを交えた解説がありました。
 2021年はバングラデシュの独立50周年、2022年はバングラデシュと日本の外交関係樹立50周年を迎えます。JICEはこれまで築いてきたバングラデシュとの協力関係をさらに深化させるべく駐日バングラデシュ大使館と緊密に連携を図っていきます。

総務部 総務・企画課 副課長 吉岡 孝二郎

駐日バングラデシュ大使館のシャハブッディン・アーメド大使(右中央)を表敬訪問し、バングラデシュと日本の人材育成や交流について意見交換。
会談には2020年12月に着任されたエルシャド経済公使(後列左から3人目)やJDS卒業生で同大使館に勤務するAriful Haque商務参事官(後列中央)、Sheikh Farid政務参事官(後列右から2人目)、Md. Shiplu Zaman一等書記官(後列左端)らが同席。JICEからは留学生事業第一部の井代純部長(後列中央)と櫻井貴之副課長(後列右端)が同行した。