事業ニュース

明治大学の皆さんがフィールドワークとしてJICEを訪問されました

 6月16日(木)に明治大学の菊地端夫教授と学生5名が「2022年度短期国際協力フィールドワーク」として、JICEを訪問されました。
 本フィールドワークは、明治大学のグローバル人材育成プログラム科目の一つであり、将来、グローバルな舞台で活躍するために必要な知識や資質について学ぶ目的で実施されています。今回、国内の国際協力の現場としてJICEを選んでいただきました。
若手職員から自身の経験を交えながら事業説明を行いました

 当日は、JICEの概要・仕事紹介に加え、外国人就労・定着支援研修事業「しごとのための日本語」のクラスで日本語を学ぶ受講生と、キャリアプランについて意見交換をしていただきました。

 若手職員との座談会では、学生の皆さんから鋭い質問が数多く寄せられるなか、職員からの回答のキーワードとなったのが「つながり」と「想像力」。世界が直面する課題に対し、自分個人の仕事や行いが些細なものに感じられることがあるかもしれません。しかしどんなに些細なことでも、自分の行動の先にある何か、誰かとの「つながり」を意識すると、目の前の仕事への意欲が湧いてきます。また、自分が望んでいたものとは違う業務を命じられた場合でも、「このプロジェクトではどんな人と関われるのだろう」「あの人がもっと頑張れるように、良い環境づくりを目指そう」と、その先にいる“人”を「想像」することが、モチベーションの秘訣であることをお伝えしました。

職員の言葉をしっかりとメモをとりながら聞いてくださいました

 本フィールドワークで、自分の行動と世界とのつながりを学生の皆さんと一緒に考えたことは、参加した職員にとっても初心に立ち返るよい機会となりました。ご参加いただきまして、ありがとうございました。

▼今回学生の皆さんに体験いただいた「しごとのための日本語」についてはこちら
外国人就労・定着支援研修コース・事業概要