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神戸高校の生徒がJDS留学生と交流

兵庫県立神戸高等学校の生徒25名が8月29日東京キャピタルツアーの一環でJICE本部を訪問されました。同ツアーは、同校OBOGが勤務、在学している都内の官公庁や大学等を訪問、交流し、進路実現に向けての視野を広げる目的で実施されています。
当日は、同校OBの平川伸明監事による挨拶のあと、深井崇史人事・教育訓練課長が国際協力の考え方とJICE事業について講義を行い、留学生事業第一部福島あかり職員と国際協力推進部大平彩也香職員が体験談を発表し、座談会を行いました。
その後、人材育成奨学計画(JDS)を通じて日本の大学院で学ぶ留学生5名が加わり、グループに分かれて英語で交流しました。

職員が自身の学生時代の経験やJICEでの仕事内容について発表すると、生徒からは「英語でコミュニケーションをとる際に必要な力は何か」「大学生の時に留学するための心構えは何か」などの質問がありました
神戸高校の生徒とJDS留学生によるグループディスカッション。右手前がスリランカから明治大学ガバナンス研究科に留学中のGazzali氏
ケニア、スリランカ、バングラデシュ、ミャンマー、ベトナムからのJDS留学生が神戸高校との交流会に参加しました

歴代のJICE関西支所長は、神戸高等学校の学校評議員として、同校の国際交流プログラムに関する提案等を行ってきました。同校では、シンガポールとイギリスの姉妹校との国際交流プログラムがありますが、コロナ禍でここ3年間は中止となっており、今回のJICE訪問は外国人留学生と対面で交流する貴重な機会となりました。参加したJDS留学生からも「普段接することがない日本の高校生と交流できてよかった」「またこのような機会があれば参加したい」との感想が寄せられています。
JICEは、開発教育や異文化理解促進の一環として、職場訪問の受入や講師派遣を行っています。

総務部 総務・企画課
吉岡 孝二郎