江蘇省塩城市外事弁公室の申森副主任をはじめとした訪日団10名が、2023年4月25日にJICEを訪問し、山野幸子顧問、戸塚信男理事はじめ中国事業関係職員と懇談を行いました。
　JICEは2010年12月に中国人民対外友好協会からの紹介を受けて、江蘇省人民対外友好協会との間で友好協力に関する覚書を締結し、塩城市については教育分野を中心に友好協力を行っています。

　懇談会の冒頭、戸塚理事は当センターが江蘇省との間で、2019年度までに教育、医療衛生、企業家研修などの28案件、239名の訪日や訪中を実施したこと、2020年以降はコロナ禍で対面交流が途絶える中、双方が共同主催するオンラインイベントへの参加を通して交流を続けてきたことを述べました。
　その後、これまでの塩城市とJICEの交流の歴史を蔣春雷参事と山野顧問が振り返り、友好関係の構築は双方の深い信頼関係と強い推進力があったからこそ達成できたものであることを改めて確認しました。
　申森副主任は塩城市の交通事情が飛躍的に改善したことなど近年の発展状況を説明しながら、塩城市訪問と企業家交流などの分野における事業への連携協力を呼びかけました。最後に訪日団団員一人ひとりが訪日の目的を述べ、またJICE側も各々中国との関係などを紹介するなど、終始和やかな雰囲気で懇談は進められました。

JICEは今後も、塩城市を含め、江蘇省との友好関係の維持と発展に尽力して参ります。

総務部国際連携室（中国担当）