2023年11月7日、インドネシア国家開発企画省のターフィク・ハナフィ官房長(Acting Secretary for the Ministry of National Development Planning/ Chief Secretary for National Development Planning Agency (BAPPENAS/バペナス)、ウィグニョー・アディヨソ企画官教育センター長をはじめとする10名の訪日団がJICE本部を表敬訪問し、山名健司専務理事と面会しました。JICEは2015年より、バペナス職員への様々な短期研修を実施してきました。2023年10月からはバペナスより派遣された2名の若手職員を国際研修部にて迎え入れ、約2ヶ月間のOJT研修を実施しています。
冒頭、山名専務理事から訪問団歓迎の挨拶とともに、JICEが実施した研修やインドネシアからの留学生受入事業(人材育成奨学計画(JDS))等、これまでのインドネシアやバペナスとの協力関係について触れ、「今後もJICEはバペナスとともに学び合いながら関係をさらに深めたい」との期待が述べられました。ターフィク官房長から、今回の面会を契機として双方がさらに関係を強化し、イノベーションやデジタルトランスフォーメーションを始めとした様々な分野でのJICEの人材育成を期待しているとの意向が述べられました。
その後、訪日団はJICEでOJT研修中の2名の職員とも面会し、OJT研修の進捗を確認しました。ウィグニョーセンター長は「2人の研修員の日本でのOJT研修の進捗、特にJICEを通じて得られた多様なネットワークに大変満足した。JICEのOJT研修の企画・実施の努力に感謝するともに、2024年度以降も本OJT研修を引き続き実施していきたい」との発言がありました。
2045年の建国100周年に向けて人材育成に重点を置くインドネシア政府の期待に応えるべく、JICEはバペナスを通じての協力関係をさらに深めるとともに、様々な人材育成プログラムの提供を行ってまいります。