11月28日、ベトナム共産党の青年局長にあたるホーチミン共産青年同盟のブイ・クアン・フイ中央委員会第一書記(Mr. Bui Quang Huy, First Secretary of the Ho Chi Minh Communist Youth Union)とベトナム国際青年開発協力協会(CYDECO)のブイ・ディエン・フオン事務局長がJICEを訪問し、吉田耕三理事長と面会しました。
冒頭、吉田理事長より、2007年の国際交流プログラム「JENESYS」開始以来、JICEは4,000名を超えるベトナムの青少年を受け入れてきたこと、過去にはヴォー・ヴァン・トゥオン国家主席もJENESYSに参加されたことに触れ、これまでのベトナムの青少年交流への貢献について説明しました。また、JICEは若手行政官の日本留学支援を行っていることや、ベトナムの国家機関の幹部や地方リーダーの研修を通じて、ベトナムの人材育成にも深く関わっていることも説明しました。
フイ第一書記は、日越外交関係樹立50周年という節目を迎え、両国の今後の50年を見据えれば、青少年の交流は極めて重要になると発言されました。また、トゥオン国家主席がJENESYSに参加しホームステイを経験した実績を踏まえ、ベトナムの指導者が日本に特別な感情を持っていることは、両国の関係において大変重要であると強調されました。さらに、JICEとの連携で行う青少年交流には自らが積極的に関わっていくとの意気込みを表明されました。
吉田理事長からは、昨今の不安定な世界情勢が続いているなか、両国の関係強化のために、次世代の若者による交流を広げていく重要性を確認しました。
*ホーチミン共産青年同盟のホームページにも吉田理事長との面会の様子が掲載されました。