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在京バングラデシュ人民共和国特命全権大使離任のご挨拶

アジア 留学生受入支援

JICEはこれまでに、人材育成奨学計画(JDS)等の人材育成事業を通じて在京バングラデシュ人民共和国大使館との連携を深めて参りました。この度、Rabab Fatima特命全権大使が離任されることになり、2019年11月1日に、JICEを代表して山野幸子理事長が同大使館を訪問し、Fatima大使にこれまでのご協力に対する感謝の意をお伝えしました。

Fatima大使と山野理事長は、2018年11月に同大使館にて、JDSにおける女性留学生を増やすための対策について意見交換しています。

(JICE事業ニュース:https://www.jice.org/news/2018/11/post-306.html

これを受けて、今年度は初めての試みとして、現地の留学生募集説明会にて、Fatima大使から同国の女性候補者に向けた日本留学の意義や女性の社会進出についてのビデオメッセージを上映しました。その結果、多くの女性候補者の日本留学への意欲を高めることができ、女性の応募者を大幅に増やすことができました。今回の訪問では、その成果についてもお伝えしたところ、Fatima大使も大変喜ばれ、今後もより多くの女性留学生派遣の為に尽力してほしいと語られました。

Fatima大使は今後、米国ニューヨークにある国際連合バングラデシュ政府代表部にて、特命全権大使・国際連合バングラデシュ政府常駐代表を務められる予定です。今後のFatima大使の新天地での益々のご活躍を心よりお祈りしたいと思います。

留学生事業第一部 留学生事業課

一橋 礼子

左から留学生事業第一部一橋礼子副課長、山野幸子理事長、Rabab Fatima大使、Sahida Akter経済公使