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JDS留学生を対象に日本企業の施設見学ツアーを開催しました

アジア 留学生受入支援

JICEは、2020年1月23日(木)に、人材育成奨学計画(以下、JDS)にて来日中の留学生16名を対象に、カップヌードルミュージアム横浜と羽田クロノゲートを見学するツアーを実施しました。

本イベントは、日本での2年間の留学生活において、学業以外の経験も充実させることにより、新しいアイディアや視野の広がりを促し、ひいては日ごろの研究活動や帰国後の仕事にプラスの影響を与えるきっかけとなることを目指しています。また、代表的な日本企業の取り組みに触れることにより、知日派の養成につながることも期待しています。

まず、カップヌードルミュージアム横浜を訪れたJDS留学生は、チキンラーメン作り体験や館内展示物の見学を通し、身近にある材料を使って人々の食習慣を変えうる発明を起こした、日清食品創業者の長年の努力とチャレンジ精神に感銘を受けていました。また、次に訪れた羽田クロノゲートでは、最新鋭の物流設備を目の当たりにし、日々進化する日本の技術力に強い関心を示すとともに、施設スタッフに相次いで質問するなどして知的好奇心が満たされた様子でした。

参加者からは「日本人の仕事に取り組むひたむきな姿勢と、革新を起こす着想が大変興味深かった」、「ハイテク技術だけでなく組織力や管理精度の高さに驚いた」等の意見が聞かれました。本イベントは日本企業にまつわる革新的アイディアや知識を持ち帰るだけでなく、国や大学の垣根を越えてJDS留学生同士の親睦を深める機会にもなりました。JICEでは、留学生の力だけで実現することが難しい視察・セミナーなどを幅広く考案し、留学生活の満足感や充実度をさらに押し上げられるような取り組みを展開してまいります。

留学生事業第一部留学生事業課
小林 聖実

協力しながらチキンラーメンの生地づくり体験を行う留学生
パッケージには、オリジナルのイラストを描き込む
チキンラーメンファクトリーでの記念撮影
羽田クロノゲートでの記念撮影