リビア石油公社(NOC)奨学金プログラム留学生への支援
アフリカ
留学生受入支援
2010年10月にリビア石油公社(NOC)奨学金プログラムの一環で、17名の留学生がリビアから来日しました。大学院進学を目指しながら日々日本語学習に励んでいましたが、2011年2月にリビアで起きた「アラブの春」の影響を受け、日本に滞在するリビアの留学生は、奨学金の停止、やがてはプログラムの終了という結果になりました。JICEでは人道支援として日本リビア友好協会、東海大学その他関連機関の協力を得ながら、生活支援金の支給、及びできる限りの学業の機会や日本でのさまざまな経験の提供を継続してきました。また、2012年にリビアの政情が比較的安定し、リビアへの帰国が問題ないと判断されるまで、日々の生活上の相談を通じて留学生を励ましてきました。こうして3月に無事17名の学生が一旦帰国の途につきました。

【日本リビア友好協会への表敬訪問(前列中央が会長の小池百合子議員)】 日本リビア友好協会からはプログラム終了の緊急時をはじめ多大な支援を受けました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
![]() 【茶道体験】 |
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![]() 【ホームビジット】 |
![]() 【ペットリファインテクノロジー工場見学】
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![]() 【JAL整備工場見学】
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日本の文化体験、工場見学やホームビジット等を通じて様々な角度から日本について理解を深めました。

【東海大学日本語クラス修了式】
2012年1月にこれまで約1年間在籍した東海大学の日本語クラス修了式が行われました。
東海大学の先生方、スタッフの皆様方の学生達への献身的なご指導に深く感謝申し上げます。
日本に滞在中僅か1年4ヶ月の間に東日本大震災を経験し、遠く離れた自国では42年間にわたるカダフィ政権が内戦の末に終わりを告げるなど、落ち着いて学業に集中できる状況ではありませんでしたが、こうした中で得た教訓を新リビア建国に何らかの形で活かすことができるよう祈ると共に、今後の日本とリビアとの交流の架け橋となってくれるよう願ってやみません。
東海大学の先生方、スタッフの皆様方の学生達への献身的なご指導に深く感謝申し上げます。
日本に滞在中僅か1年4ヶ月の間に東日本大震災を経験し、遠く離れた自国では42年間にわたるカダフィ政権が内戦の末に終わりを告げるなど、落ち着いて学業に集中できる状況ではありませんでしたが、こうした中で得た教訓を新リビア建国に何らかの形で活かすことができるよう祈ると共に、今後の日本とリビアとの交流の架け橋となってくれるよう願ってやみません。
海外事業部地域2課 大山玲子 記